ぞろぞろ
参詣客がまばらな稲荷神社の門前、茶屋の娘が熱心にお参り
茶店の経営は苦しく
売り上げがないため、仕入れもままならず、商品はわずかな駄菓子と
天井に吊るしたまま長く売れ残ったワラジ1足だけ
雨が降り出し、ひとりの参詣客が雨宿りに
茶を飲み終え、店を出ようとした客が引き返し、ワラジを買う
すると、別の客が来て「ワラジをくれないか」と注文
「申し訳ありませんが、たった今売り切れてしまいまして」
「何を言っている。そこに1足吊っているではないか」
店主が振り返ると、売り切ったはずのワラジがある
客がワラジを買うたび、新しいワラジがぞろぞろと下りてくる
下りたら下りるだけ、ワラジが売れていく

茶店の向かいの床屋の主人
茶屋の店主にすすめられ稲荷神社に参詣して祈りをささげる
床屋が店に戻ると、店は客であふれかえっている
床屋は「さっそくのご利益だ」と喜び、カミソリで客のひげを剃る
するとたちまち、新しいひげがぞろぞろと生えてきた
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らくだ
後半の願人坊主のくだりは、はカットされることが多く、今回もカット
死体のらくだに 「かんかんのう」を躍らせるシーンと
気の弱い紙屑屋が次第に泥酔し
丁の目の半次との関係が逆転する場面がハイライト
抜群に面白かったです